高血圧を放置しないよう注意しましょう
2017年12月15日更新

高血圧の人は食事や体重の自己管理が大切

血圧は、血管の状態と血管の中を流れる血液量が大きく影響します。丁度ゴムホースに水が流れるのと同様です。ホースが劣化して固くなれば強く押さないと勢い良く水が出ません。ホースの中がゴミだらけでも強くホースを押さないと水は出にくくなります。また水の量が多ければホースには圧力がたくさんかかります。高血圧はこのような状態だといえます。

体重が多すぎると血管の長さも長くなります。体重が1kg増えると血管は1m長くなると言われています。血管が長くなると血液量が増える為、高血圧を招きます。それゆえに血圧の高い人は体重管理が大切です。毎朝、食事前に排尿や排便を済ませた状態で体重測定するのが理想的です。一般に家庭での測定値は、病院よりも低めになる傾向があります。そのため基準値も少し低く設定されています。

コレステロールホースの中にゴミが溜まると水が流れにくくなるのと同様に、人間の体も血管内にゴミがたまると血流が悪くなり高血圧を招きます。この血管内のゴミが悪玉コレステロールや中性脂肪です。そして、悪玉コレステロールや中性脂肪が増えるのを抑制するのが善玉コレステロールです。食事では、悪玉や中性脂肪を増やさないように、善玉を増やすようにする事がポイントとなります。

ショートニングやマーガリン、ラードなどを使っているファーストフードやスナック菓子、菓子パンは悪玉を増やす原因となりますので、控えましょう。砂糖の取りすぎは中性脂肪を増やします。清涼飲料水には8~10%の砂糖が含まれていますので、水やお茶代わりに飲むのは避けるべきです。野菜や海藻などに多く含まれる食物繊維は、悪玉や中性脂肪の合成を遅らせます。積極的に食べましょう。

また、運動は善玉コレステロールを増やし、体重のコントロールやストレス解消にもなります。毎日続ける事が重要ですので、手軽にできるものを行いましょう。高血圧の改善や予防には、食事や体重の自己管理が大切です。適正な血圧を維持して生活の質(QOL)を上げることが、楽しい毎日を過ごすことに繋がります。

関連記事