高血圧を放置しないよう注意しましょう
2018年02月12日更新

逆流性食道炎の人は高血圧補助剤に注意

胃には胃酸が、十二指腸には十二指腸液があります。これらは、食べた物を消化する、つまり溶かして分解する作用があります。これらが食道に逆流してきてしまう病気が、逆流性食道炎です。食道は、食べ物が胃に到達するまでに通る管ですから、消化する場所ではありません。そのため食道の内壁は、胃酸や十二指腸液による刺激に耐えられるような強さを持っていません。したがってそれらが逆流してくると、食道の内壁はダメージを受けてただれてしまいます。すると、胸が熱くなったり痛みを感じたりするようになります。

この逆流性食道炎は、胃の機能が低下して腸まで食べ物をしっかり運ぶ力が衰えることで発症します。また、嘔吐によっても起こります。嘔吐をすると、胃の中の食べ物が胃酸と一緒に食道を逆流してくるからです。そのため逆流性食道炎の人は、嘔吐しないように気をつけつつ胃の機能を向上させることが大事です。特に、高血圧降圧剤に注意する必要があります。治療に用いられる主な降圧薬には、次のものがあります。

血管を拡張させるタイプの降圧薬としては、カルシウム拮抗薬、ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬、ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)及びα遮断薬など、血管を収縮させる交感神経の働きを抑えることで、血管を拡張して血圧を下げるものが代表的です。血流量を減らすタイプの薬には、β遮断薬利尿薬があります。このタイプは、腎臓に働きかけて血液中の余分な水分と塩分の排泄を促し、結果として血液の量を減らして血圧を下げる効能を齎します。長期的には血管を拡張させる作用もあるようです。服用を続けていると、低ナトリウム血症、低カリウム血症、糖尿病、高尿酸血症(痛風)、高中性脂肪血症が現れることがあるようです。稀有な例では、日光過敏症や血小板減少症になることもあります。

高血圧補助剤は、高血圧するためには非常に有効な薬ですが、上記の様な、吐き気などの副作用があります。健康のための高血圧が、逆流性食道炎を発症させたり悪化させたりしてしまうのです。高血圧補助剤を使用する人は、いったん胃の機能を正常なレベルに戻しておくことが大事です。

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