高血圧を放置しないよう注意しましょう
2017年12月30日更新

ミカルディスの効果と使いやすさについて

ミカルディス錠(一般名称はテルミサルタン)は2002年に発売された降圧剤(血圧を下げるお薬)で、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)という種類に属します。ミカルディスは比較的新しく市場に登場した高血圧治療薬であり、医療関係者からも高血圧患者からもよく注目されるようになってきています。その基本的な効果としてはアンジオテンシン受容体拮抗薬に分類される他の高血圧治療薬と同じであり、血圧を下げることができるというものです。

腎臓における血圧調節機構であるレニンーアンジオテンシン系においてアンジオテンシンとアンジオテンシン受容体の相互作用は血圧を上昇させることが知られています。ミカルディスの作用メカニズムとして知られているのはアンジオテンシン受容体を阻害することによって、アンジオテンシンによる昇圧作用を減弱させるというものであり、これによって血圧を下げることができます。

しかし、ミカルディスがよく注目されるようになっているのはこれ以外にも作用があるからです。ミカルディスは脂肪細胞においてPPARγを活性化することによりアディポネクチンの分泌を促進することが判明しています。これによって血管修復や脂肪代謝の促進を行ったり、インスリン抵抗性改善や心筋肥大、動脈硬化などの抑制の効果が得られるということがわかっているというのが注目されている理由です。こういった幅広い効果が得られることに加えて、ミカルディスには血圧コントロールする上での使いやすさがあります。一日に一回の服用で24時間程度はしっかりとした降圧効果を発揮できることから、一日に何度も飲むという手間がありません。患者にとって飲みやすさは重要な要素であり、飲み忘れや飲み過ぎのリスクが少ないというのがミカルディスのメリットです。また、食品との食べ合わせや飲み合わせに悪いものもないのも使いやすい点となっています。また、まぶた・唇・舌・のどの腫れ、呼吸困難、血圧低下 。手や唇のしびれ、筋力の減退、手足の麻痺のような症状は、副作用の初期症状である可能性があります

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