高血圧を放置しないよう注意しましょう
2018年02月06日更新

テルミサルタン錠服用による低血圧症状や冬場の血圧変動

高血圧症治療において最も重要視されることは血圧コントロールです。高血圧症治療は高血圧状態が長期間持続することによって将来引き起こされる恐れのある脳卒中や心疾患、腎不全を予防することが目的となります。よって症状の現れていない早期から血圧を落とし、血管や心臓に負担のかからない状態を作り上げていく必要があります。このため高血圧症の治療では、降圧剤を積極的に使用して、血圧を手っ取り早く下げる手法がとられることが多いです。

このような高血圧症で使用される降圧剤の中でも最も多く使用されている薬の1つとしてテルミサルタン錠が挙げられます。テルミサルタン錠はアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)と呼ばれる薬です。この薬はレニンーアンジオテンシンーアルドステロン系を阻害することによって血管を拡張させたり、循環血液量を少なくし、血圧を下降させます。用法としては食前、食後、食間の何れかで、一日に一回若しくは複数回利用する事になります。

テルミサルタン錠はこのように血圧を下げる薬であるため、もし薬の効果が出すぎてしまうと低血圧症を引き起こしてしまう恐れがあります。低血圧症では症状として、めまい、ふらつきなどが起こる可能性があります。こういった症状が現れる場合には薬の量の調整が必要となることがあるので、かかりつけ医に相談してみましょう。ただしテルミサルタン錠は血圧を下げる力は弱い薬です。よってカルシウム拮抗薬などと比較すると低血圧症を起こしにくい薬ではあります。

また冬場の血圧変動に関してですが、冬場は気温が1年の中で最も下がります。これによって体の内部から体温を逃がさないようにするために血管が収縮しやすくなります。こうして冬場には血圧が上がり、降圧剤の量が増える場合が多く見受けられます。冬場には自分の血圧がコントロールできているのか特に注意しましょう。なお、服用中に異常が出た際は、自己判断をすることなく、速やかに医師の指示を受けましょう。

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