高血圧を放置しないよう注意しましょう

高血圧の基準とは?

高血圧に関する事柄を専門に取扱している機関が定めているガイドラインが新たに見なおされました。そのため、これまでの基準とは重症度が異なるので見直された数値を正しく理解しておく必要があります。新たに作成されたガイドラインにおいては、高血圧の度合いを3つの段階に分類しています。これまでは軽症と中等症、重症でしたが軽症という呼称の場合は手遅れになったり放置させてしまう人が多かったことから軽症という呼び名をやめました。

比較的程度が軽いとしても、全てにおいて治療が必要であるということをしっかりと出すことで治療の必要性をわかりやすくしたのです。正常高値と呼ばれるものは、高血圧になりかけている状態でしっかりと注意しなければならないというレベルです。いわゆる予備軍と言われているものですが、予備軍では危機感を持たない方が多いため呼び方が変わったのです。収縮期高血圧というものがあるのですが、収縮期の血圧のみが高い状態を指し、動脈硬化に見舞われやすい高齢者に多い症状です。

人間というのは、自分の値が正常の範囲内である場合安心してしまう傾向にあります。
ところが、正常高値もしくは正常値であっても心筋梗塞や脳卒中が引き起こされてしまう可能性が高いのです。実際に発表されている発症率に目を向けると、脳卒中に最も見舞われやすいのはガイドラインにおける至適血圧であるとされています。こうした点から、近年においては可能な限り低めにした生活を心がける方が良いと言われています。

そのため、できるだけ野菜を中心とした食生活に切り替えて肉を口にする機会を減らすといった対策を講じることが必要であると発表されています。何よりも正しい基準を理解しておくことが大事です。

高血圧を放置すると合併症を引き起こしやすくなる

高血圧は生活習慣病の中でも特に身近な存在であり、健康診断の時期になると血圧が高いと指摘されたことにうんざりする人の姿がよく見受けられます。ただ「高血圧だから何か悪いことが起きるわけでもない」と甘く考えている人が多いのも事実で、そのせいで本来であれば治療を開始するべきタイミングを逃し、結果として大きな病気を引き起こしている人が極めて多いのです。偏頭痛や肩こりといった症状は自覚症状として見られることも多いですが、真剣に向き合わない人が多く、薬で偏頭痛を緩和することもできますが、根本の高血圧を改善していくのがベストです。

では、どうして高血圧を放置してはいけないのかと言うと、重要なのは「血圧が高い=血管に負荷をかけている」ということです。そもそも人の体の血管というのは血圧に応じて柔軟にその形を変える能力を有しています。健康な体の血管は柔軟性に富んでおり、多少血圧が強くなったとしてもそれでいきなり破れるということはありません。しかし高血圧の状態が続くということは常に強い負荷が血管にかかっているということになりますから、本来であれば柔軟で破れることのないはずの血管が破れてしまうということがあり得てしまうのです。

もしこの血管が破れるという症状が脳で起きればそれは脳出血になりますし、もし幸いにして破れた後で何事もなく血管の傷口がふさがったとしても、そこでは血栓と呼ばれる血液のかさぶたのようなものが出来てしまいます。この血栓も非常に恐ろしく、剥がれ落ちた血栓が血液に乗って体を巡ってしまうと重要な血管を閉塞させてしまうことがあります。
これが心臓の血管で起きれば心筋梗塞、脳で起きれば脳梗塞となり、命にも関わる一大事になるでしょう。何より恐ろしいのが脳梗塞で、幸いにして一命はとりとめたという場合であっても脳に後遺症が残り、生活が著しく制限されることがあります。血圧を下げる薬は多くあり、中でもアムロジピンは血流を広げて血圧を下げます。高血圧を放置することは病気を引き起こすことと同じですから、もし健康診断などで高血圧と診断された場合にはすぐにでも治療に入るようにしてください。”

高血圧のガイドラインに記述されている病態の改善法

高血圧になると健康体な人であれば乗り越えられる症状であっても障害となり、重い病態に見舞われることがあります。そのため、高血圧の診断がされた際には適切な方法で対応していく必要があります。食事から注意する場合は、外食時に特に気を配ることが求められます。外食で出されるメニューというのは、塩分の量が自炊よりも多い上に野菜の摂取量が減少傾向になります。

最も好ましいのは自炊の生活を続けるということですが、どうしても外食しなければならない場合は可能な限り塩分が少なめのメニューを選定し、サラダや副菜を追加注文することでバランスを保つ工夫をしてください。麺類を選定した際はスープを飲み干さず、揚げ物においては衣を半分口にしないといった対策が求められます。自炊する際は、積極的に血圧を低下させることが可能な食材を取り入れるようにしましょう。特ににんにくをはじめオリーブオイルや貝類、ごぼうやお酢というのは高血圧の予防に関して良い効果が得られるとされています。

ウォーキング中の男女意識的に取り入れていくことにより、現状よりも著しく病態が悪化するということはありません。次に、高血圧に関するガイドラインには改善させるために食事制限のみならず適度の身体を動かすことも必要であると記述されています。実は、重篤ではない場合適度に運動を行いつつ食事に気を配ることにより血圧を下げることができると言われています。運動を行うことによって心肺機能が高まるため血液の循環が良好になり病態の改善が見込まれます。但し、高血圧の方は瞬間的に強い力を入れる必要がある腕立て伏せなどの無酸素運動は逆効果になる恐れがあります。サイクリングやウォーキングといった無酸素運動を導入してください。

関連記事